Linux Mintのかな入力での問題を解決 [Ubuntuも同様]

PC関連

最近使い始めたLinux Mintですが、当初はかな入力の際に問題があったんです。

その問題はと言うと、全角の長音「ー」が半角の円マーク「¥」になってしまうというものでした。

そもそもこの症状に悩んでいる人がいなのか、ググっても解決策が見つからなかったのですが、一応解決したので記しておきます。

長音「ー」が円マーク「¥」になる?!

僕の環境はLinux Mint 19.3です。

この環境に特有なのか、あるいはUbuntuやその他のディストリビューションでも同様のことが起きるのかは分かりません。
[追記] コメントで頂いたようにUbuntuでも同様な例があるようです

症状は、かな入力時に長音「ー」を入力しようとすると「¥」になってしまうというものです。
というか、例えば「ピーマン」と入力しようして変換すると「¥ぴまん」って具合に、長音「ー」が「¥」になって、その「¥」が先頭になるという、なんとも説明にこまる症状なんです。

実際には、シフトキーを押しながら長音「ー」キーを押すことで正しく入力できることに気づいたのですが、これはちょっと面倒で嫌です。これだけ他のPCと違う使い方をするのは辛いですからね。

Linux Mintを普通にインストールしたら、入力メソッドとしてmozcとanthyがありましたが、どちらを使っても同じ症状でした。

解決させた方法

結論から言うと、キーボードレイアウトを「日本語」にしたら解決しました。

正確には、キーボードレイアウトを「既定のキーボード配列」から「日本語」に変えました。

設定方法

画面右下にあるキーボードのようなアイコンを右クリックし、

メニューから「設定」をクリックします。

入力メソッドの設定ウィンドウが開きます。

使用する入力メソッドを選択した状態で、入力メソッドの設定ウィンドウの下に並んだアイコンのうち、右から2番目のものをクリックします。

キーボードレイアウトの設定ウィンドウが開きます。
– 初期状態では「既定の入力メソッド」に設定されています。

選択しの中から、「日本語」を選択します。

上の画面のように、日本語にもいくつかの選択肢がありますが、後ろに()がついていないものを選択することがポイントです。

「日本語」に設定を変えることで、シフトキーを押さなくても長音「ー」が入力できるようになりました。

既定のキーボードレイアウト?

僕の場合、Linux Mintのインストール時に、既定のキーボードレイアウトを「日本語(OADG 109A)」にしていました。
使っているキーボードがOADG 109A配列なんだからそりゃそうしますよね。

つまり、キーボードレイアウトを「日本語(OADG 109A)」から「日本語」に変えたら解決したと言うことになります。

あるいは、「既定のキーボードレイアウト」自体を「日本語(OADG 109A)」ではなく「日本語」にしてもよいのかもしれません。

カッコ()のない「日本語」がどんなキーボードを意味するのかはよく分かりませんが、とにかくかな入力の場合はこちらにしたほうが良いのかもしれません。
ただし、今の所この変更でなにか副作用があるかどうか等、分かりません。
[追記] その後しばらく使っていますが、「日本語」のキーボード設定で特に不都合は出ていません。



コメント

  1. toorisugari より:

    Ubuntuで同様の症状で困っていたところ、こちらの記事の方法で解決しました。ありがとうございます。

    • KANI より:

      Ubuntuでもそうですか。貴重なご報告、ありがとうございます。
      かな入力って慣れればめちゃ楽なのに、使う人が少ないだけに問題の情報が少ないんですよね。。。

  2. toorisugari2 より:

    非常に助かりましたね。たしかインストール直後は日本語(Mozc)とusがあったと思うんです。
    そして当然101キーボードなんか使ってませんからOADG109とやってしまうのですよ
    しばらくしてから、”ろ”が入力できないとか、”ー”が入力できないことに気がついて
    お祭り騒ぎになりました。
    無印の日本語がまさかのOADG109だったんですね

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