藤次郎の三徳包丁とビタクラフトのエラストマー製まな板を購入しました。
先日包丁を研いでいるとき、買い替えを決めました。
それまで10年以上使っていた包丁は何度も研ぎを繰り返しているので身幅も狭くなって、三徳包丁と言うより牛刀みたいになっていました。
決して切れなくなってわけではなく、ずっと使っていたものなので手に馴染んでいるし、特に不満もないのですが、なんとなく新しいのに変えてみようと思ったんです。
いままで使っていたものは、キャンプ/BBQ用にしようかと思っています。
藤次郎の包丁を選んだ理由
包丁の条件
藤次郎の包丁にこだわったわけではありません。
包丁を新調するにあたって、以下の条件で探した結果そうなっただけです。
三徳包丁
これはもともと三徳包丁を新調しようとしているので当たり前ですね。
刃
サイズ
刃渡りが17cm程度であること。
これは単にこれまで使っていたのを測ってみたら17cm弱くらいで、それでちょうど使いやすいと思ったからです。
ディンプル
それと、絶対条件でもないですが、ディンプル付きのものです。
ディンプルというのは、刃の側面にある凹みのことです。これがあると切った野菜などが刃にくっつきにくくなります。
これも今まで使っていた包丁にもあったものです。
効果が無いわけではないですが、まあ切ったものは普通にひっつきます。おそらくないよりはあったほうがいいという程度です。
ステンレス
切れを優先するなら鋼、メンテナンスの容易さでは錆びにくいステンレスがいいと言われていますね。
僕はこれまで使っていたのはステンレスです。2,3ヶ月に一回程度研いでいるので、切れに関してはステンレスで不満はありません。
その経験から、我が家のような標準的な家庭料理に使う程度なら、素材よりもちゃんと研いでいるかどうかのほうが「切れ」に影響すると思っています。
料理のプロというわけでもなく、ちゃんと手入れする自信もないので錆びやすい鋼は考えられません。ステンレス製の刃は絶対条件でした。
実際には、刃先だけ切れを優先した素材で、それを錆びないステンレスで挟み込むようにした複合材の刃でもOKです。
それと、これは結構悩んだのですが、柄まで一体のオールステンレスも候補に入れました。これは実際に現物を握ってみて、許容範囲だったからです。
僕は木製の柄の方がしっくり握れるとは感じましたが、衛生面でも洗いやすいオールステンレスが良いということなので。。
なまぐさな僕は、この模様のせいで汚れを見落としそうなので選択肢から外しました。
候補になったもの
藤次郎 F-895D
最終的に選んだのがこれです。
上記の条件をほぼ満たしていることと、実物は握れませんでしたが、これのディンプルが無い版のF-895を実家で所有しており、それを気に入っていたためです。
グローバル
当初はなんとなく、有名なグローバルの包丁がいいのかと思っていました。いまでも思っていますけど。。
上記の藤次郎がより条件に合っていたことと、柄のボツボツ下滑り止めの穴の掃除が面倒だと言う話が合ったのでやめました。
貝印(関孫六)
刃物といえば貝印ですよね。いままで使っていたのは貝印の包丁でした。
公式オンラインショップではすごく良さそうな包丁が見つかったのですが、残念ながら現物を触って確認する機会がなかったので(その前に藤次郎のを確認できちゃったので)今回は購入になりませんでした。
ヘンケルス(ツヴィリング)
ドイツのメーカーでありながら、日本で製造していることもあり、日本国内でもかなり有名ですね。
僕は、ペティナイフを使っています。
三徳包丁に関しては、見た目はすごく美しく、食洗機にも対応するということで、かなり魅力的だったのですが、残念ながら握った感じが僕にとって藤次郎みたいに合わず、やめました。
購入・使用感
僕は藤次郎の直営オンラインストアで購入しました。
貝印、グローバルとかヘンケルスは店頭にもよくありますけど、僕の行動範囲では藤次郎の包丁って見かけないですね。
オンライン注文してから3日ほどで届きましたよ。
僕の場合、包丁に名前入れる必要性は特になく、なんとなく汚れが溜まるだけの邪魔なものになりそうにおもったので入れていません。
割としっかりしたケースなので、キャンプ用に回す古い包丁を入れるのに使います
握ってみた感じは、当然ですがディンプルがない版のF-895と同じ感触です。握りはシボ加工(くもりガラスのザラザラ面くらい)がありますが、木製に比べると滑りやすそうな感覚です。
※ 今のところ、実際に使っているときに滑ったりはしていないです。
重さ・重心は僕に合っています。使いやすいです。
妻も特に文句は言ってこないので、まずまず気に入っていると思われます。(ちょっとでも気に食わないとなんか言ってくるはず)
購入した状態ではよく切れます。まだ研いでいないので、研ぎ具合等は分かりません。
一回分の無料研ぎサービスがついてきます。送らなければならないのでその間は数日使えなくなります。僕は自分で研ぐのがわりと好きなので、これは使わないと思います。
まな板
ついでにまな板も新調しました。
包丁にやさしいエラストマー製であることと、サイズがちょうどよい(いつもまな板をおいておく場所にすっぽり入る)から選びました。
まな板についてはまるでこだわりはなかったので、特に現物を確認するでもなく、アマゾンでポチりました。
使い勝手は特にかもなく負荷もなくといった感じでしょうか。洗ったあとの水のきれが良いのは楽でいいですね。
あえて欠点を言うなら、大きなロゴがあるところです。
ちょっとわかりにくいですが、下の写真の左上にある「VitaCraft」っていう部分です。
まな板の機能に何も役に立たないどころか、凹凸は汚れが残りやすく洗うときに余計に気を使う必要があります。
裏にはロゴがないので、そっちを使えばよいだけですが、この大きいロゴは本当に余計だとおもいました。
砥石
これは以前から使っているもので、特に今回購入したわけではないですが、ステンレスの包丁も簡単にきれいに研げるので気に入っています。
名前からして強力な感じですよね。セラミック砥石です。
研ぎにくいと言われる、ステンレスの刃もシャリシャリとかなり小気味よく研げます。
僕が使っているのは中研ぎの#2000と仕上げに#5000です。だいたい1~2ヶ月に1回研ぐ感じだと#2000で十分ですね。
感覚的に刃の黒幕の#2000はセラミックじゃない普通の砥石の#1000くらいの感覚で研げちゃいます。(僕がステンレスに使った場合の主観です)
包丁研ぎって、結構クセになりますよ。
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